【病院ない】 薬の備蓄

当ページのリンクには広告が含まれています。

被災時に病気になったらどうしたら良いでしょうか?
病院で受診できない事も考えられます。

 

 

登録販売者として、
薬局で医薬品販売をしている私が
ご説明させていただきます。


 

被災時には医療に掛かれない

けが人や重傷者が優先となる

まず病院自体も被災してて
医療活動が限界となります。

 

また、
重傷者優先となりますし、
けが人もたくさん発生します。

 

その為、頭痛や風邪などでは
受診・投薬が受けられません。

 

風邪や発熱などで受診や投薬を受けれない

そうなると、避難生活に支障が出るだけでなく
病気が悪化してしまう恐れがあります。
(風邪→肺炎など)

 

被災前に、どうすればよいのか考えてみましょう。

 

 

対策は薬の備蓄

処方薬

高血圧の薬など、飲み続けないと
病気が悪化するような薬は備蓄が必要です。

糖尿病治療でのインスリン注射など、
薬が無いと命に関わる様な場合は
予備薬は必ず用意したいと考えます。

 

市販薬

被災時なので病気になりやすい
でも薬が手に入りにくい

 

解熱剤や風邪薬などは備蓄しておきたい

 

抗生物質

感染症が広まってしまっても医療に掛かれないので
抗生物質の備蓄が必要

 

処方薬や抗生物質は備蓄できない

処方箋が無いと手に入らない

持病の薬や抗生物質などは
薬局では処方箋が無いと買えません。

 

手に入れる方法

かかりつけ医に被災時用の薬を処方してもらう

持病の薬などは、「被災時用に持っておきたい」
など事情をちゃんと言えば処方してくれるかもしれません。

 

個人輸入

個人輸入であれば、
処方箋なしで薬を買う事が出来ます。
しかし、デメリットがあります。

 

個人輸入について

処方箋なしで薬が買えるメリットがある反面、
大きなデメリットがあります。

 

デメリット

違法薬物の恐れがあります

外国の薬事法では、日本の薬事法に合わず
日本では違法薬物となっている恐れがあります。

 

本物か偽物かわからない

個人輸入で送られた薬では本物か偽物かわからない。
業者によっては、偽物の薬を送ってこないとも限りません。

 

製造工場の品質レベルがわからない

製造工場の衛生面や品質、
薬の効果効能が保障されません。

 

個人輸入の薬を飲んで副作用が出ても、国内の薬の様に補償されない

 

これが一番の
デメリットです!


 

副作用が出たら、救済制度がありますが、
個人輸入の薬で副作用が出ても救済されません

 

日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して

販売等されている医薬品については、
それを適正に使用したにもかかわらず
重大な健康被害が生じた場合に、
その救済を図る公的制度
(医薬品副作用被害救済制度)があります。
しかし、
個人輸入された医薬品による健康被害については
救済対象となりません。

 

引用:医薬品等を海外から購入しようとされる方へ(厚生労働省)

 

結論:個人輸入はおすすめできません。

 

できる事として、市販薬の備蓄をおすすめ

災害はいつ起こすかわかりません。
今できる事をやっておくことが大切です。

市販薬を買っておきましょう。

 

 

非常時の薬としておすすめの物を
登録販売者の私が
ご紹介しましょう。


解熱鎮痛薬

アセトアミノフェン

 

低年齢の方や妊娠中・授乳中の方でもご使用いただけますが、

製品毎に対象年齢などが異なりますので、
対象をご確認のうえ、ご使用ください。
厚生労働省

 

 

 

総合感冒薬

体力や気力が落ちる災害時に
風邪や熱、のどの痛み、咳など病気しがちです。
悪化・重症化を予防しましょう。

 

 

抗アレルギー薬

花粉の季節のみならず、震災での煙や粉塵で
アレルギー症状が出る恐れがあります。

 

湿布(消炎鎮痛薬)

地震被災時の打撲や骨折など
すぐに医療に掛かれない事も想定しましょう。
足腰を痛めると逃げるのに支障が出ます。

 

湿布薬の注意
使用年齢に制限があるものが多いです。

 

15歳以下は使ってはいけません。
ケトプロフェン
ピロキシカム
ジクロフェナク
ロキソプロフェン
フェルビナク
インドメタシン

 

子供に使えるかもしれない
(お求めの商品ごとに違うので
 添付文書でご確認下さい)
サリチル酸メチル
サリチル酸グリコール

 

サリチル酸グリコールなのでお子様でも使える可能性がありますので
非常時の備蓄目的なら適しているでしょう。

 

お子様に使わない & より強い効果を期待するなら
こちらが適しています。

 

胃腸薬

不慣れな食事や精神的な物から起こる胃腸症状は
避難生活でとてもつらい物となります。

 

栄養が偏りがちな避難時の食事で
下痢や便秘が起こる事もあるので
乳酸菌の薬も用意した方が良いでしょう。

 

目薬

建物の倒壊などで粉塵が舞います。
目の炎症などを目薬で対処しましょう。

 

抗菌薬

細菌などで目や傷口が汚染されると
避難生活がとてもつらい物となります。
また、医療に掛かって治すこともできません。

 

抗生物質の飲み薬と違い
目薬や傷薬は市販で販売されています。
備蓄しておきましょう。

 

 

消毒薬

清潔な水で傷口を洗えない事が
容易に想像できます。

 

虫よけ・虫刺されの薬

春〜秋の害虫被害に対処しましょう。

 

 

漢方薬

ストレスで眠れない時や風邪など
身体に合う漢方薬があれば積極的に活用したいものです。

 

 

薬じゃないけど

マルチビタミン

非常食メインの食事では栄養が偏り
様々な症状が出る事もあります。

 

被災中はマルチビタミンやミネラルを
食事で十分に摂る事が難しいです。

 

水なしで摂取出来て、
子供もお菓子の様に食べれるので
おすすめです!

 

歯磨きセット

被災時は口腔内の衛生が悪くなり
関連死が増えたとの話もあります。

 

下記リンク先のページで詳しくご説明しています。
【病気予防】被災時こそ歯磨き

 

 

 

お薬手帳について

お薬手帳

災害の混乱の中では間違って
飲めない薬などが処方される恐れがあります。

 

 

古いお薬手帳は捨てずに、
薬の備蓄や避難袋にポンっと
入れておけば良いと思います。


 

まとめ

・地震はいつ起こるかわかりませんので
 すぐに準備に取り掛かりましょう。
 命に係わる処方薬はかかりつけ医に相談しましょう。

 

・個人輸入はおすすめできません。

 

・市販薬を備蓄しましょう。
 処方薬や個人輸入以外にも必要な薬は手に入ります!

 

 

まだ間に合います!